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【社会】

8年ぶり 故郷に歓声「頑張るよ」 飯舘で合同運動会

福島県飯舘村で開かれた合同運動会で選手宣誓をする生徒=19日午前

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 東京電力福島第一原発事故による避難指示が大部分で解除された福島県飯舘村で十九日、今春再開した村立小中学校と認定こども園の合同運動会が開かれた。村での開催は八年ぶり。

 開会式ではこども園の園児四人が「みんなで力を合わせて頑張ります」とあいさつ。約百人の児童・生徒らがダンスを披露したり、玉転がしで競ったりした。中学生の二百メートル走で二位になった中学三年の生徒会長井上朱音さん(14)は「みんなの声援が聞こえてうれしかった。やっと村で開催できてよかった」と笑顔を見せた。

 村の避難指示が昨年三月末に大部分で解除されたことを受け、村は今年四月、新設したこども園と集約して小中学校四校を再開した。

 児童・生徒数は事故前の約14%で、ほとんどが村外の避難先からスクールバスで通っている。開催を前に、子どもたちは帰村した全世帯にメッセージを添えた招待状を送った。

 県内では今春、五町村で小中学校が再開。富岡町と葛尾村でも今月末に運動会が開かれる。避難先で授業を続ける分校と合同で開催したり、住民が参加する種目を加えたりして盛り上げる。

 

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