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【社会】

マイホーム、第二子間近、これから… ネットカフェ刺殺 被害者妻の思い

 名古屋市のインターネットカフェで17日、愛知県尾張旭市の銀行員大竹智之さん(35)が、見ず知らずの男に刺殺された事件があった。大竹さんは妻(31)と長男(2つ)と3人家族。念願のマイホームを建て、8月には2人目の子どもが生まれる予定だった。妻は19日、弁護士を通じて報道機関の質問に答える形で、命を奪われた夫への思いなどを書面で寄せた。要旨は次の通り。

▼智之さんの人柄

 まじめで優しく、家族思いで、たくさんの友達がいて、一生懸命働く夫でした。マイホームを持つのが夢で、一年ほど前に念願のマイホームを建てました。八月に第二子が誕生することを喜んでおり、これからベビー用品をそろえよう。あれをしよう。ゴールデンウイークの間に多くの話をしたことが忘れられません。

 土曜と日曜、夫と私はいつも一緒でした。長崎から嫁いだ私にこちらに友達がいないことを気遣って、夫の友達を大勢紹介してくれる優しい夫でした。とてもすてきな自慢の夫です。

 事件があった日も、いつもどおり、会社に行く夫を見送りました。その日は、私から、お昼すぎに息子が自宅の庭で遊んでいる写真をLINEで送りました。既読になっていたので、愛する息子のかわいい姿を見てくれました。

 夫の両親と三人で、冷たくなった夫に対面しましたが、夫の体には、深い傷がついており、「痛かったね。今来たからね」と声を掛けて、泣くことしかできませんでした。本当に苦しく無念でつらくて怖かったと思います。

 私も子供も夫が大好きで愛していました。「これからもその気持ちは変わることはないよ。あなたが建てたこの家で強くとても強い母になって頑張っていくよ」と伝え、夫には安心して休んでほしいです。

▼犯人への思い

 なぜ夫だったのだろう。なぜ刺したのだろう。これからどうしたらいいのか。何を思い、どう考えたらいいのか、わからないというのが現状の気持ちです。ただ一つ、犯人には重い罰を与えてほしいと願います。

▼仕事後も勉強

 夫は会社員としてのスキルアップとして、資格試験や勉強をよくやっていました。家にいるとリラックスしてしまうと言い、漫画喫茶などで勉強してから帰宅することもありました。事件の日もそうした日常のことでした。真面目で勉強熱心な性格が、事件に巻き込まれる要因になるとは考えてもみませんでした。

 

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