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【社会】

ヤフー防災模試 意識に差 被災地は平均点上位に

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 ヤフーが三月、防災に関する知識を問う「全国統一防災模試」をインターネットを通じて行ったところ、近年の地震被災地や首都圏で参加率と平均点が高い傾向だった。災害経験や、首都直下地震への懸念が意識を高めたとみられる。東日本大震災で被災した宮城県が参加率、平均点ともにトップ。岩手、福島両県も平均点で上位に食い込んだ。

 防災模試は三月一〜三十一日に実施。スマートフォンアプリから参加でき、約六十五万人が解答した。「災害時のスマホ設定として最適なものは?」「揺れが収まった。まずすべき行動は?」など二十五問で、解答の早さも得点に加味した。

 人口当たりの参加率は宮城県が最も高い0・68%。次いで東京都の0・65%、神奈川県の0・61%だった。熊本地震のあった熊本県は0・59%で五位。全国平均は0・50%で、最も低かったのは長崎県と鹿児島県の0・33%だった。

 平均点は宮城県の五七・九六点が最高で、南海トラフの巨大地震で被害が懸念される高知県が五六・六〇点、福島県が五六・五六点と続いた。全国平均は五四・九点。百点を取った人は解答者の1・3%に当たる八千百七十六人だった。

 年代別の参加人数は四十代が最も多い一方、平均点は若い世代の方が高かった。参加者は女性の方が多かった。

 ヤフーの広報担当者は「どれだけ多くの人が当事者意識を持って、事前に災害と向き合うことができるのかが大事。これを機に防災グッズの準備や点検、避難経路の確認につなげてほしい」と述べた。

 

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