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【社会】

墜落ヘリ、ボルトが破損 防衛省、佐賀県に原因説明

 佐賀県神埼市で二月、陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが住宅に墜落した事故で、主回転翼の羽根と機体の回転軸をつなぐ「メインローターヘッド」内部の金属製ボルトが破損していたことが二十八日、政府関係者への取材で分かった。防衛省は同日、大野敬太郎政務官が佐賀県を訪問して調査内容を説明し、陸自も中間報告を公表する。

 事故では、メインローターヘッドが上空で破損し、ばらばらになったとみられている。防衛省が現場付近で部品を回収するなど詳しく調べた結果、ヘッド内部の状態が判明した。ボルトが破損した原因や墜落との因果関係を調べている。

 これまでの調査で、機体の状態や操縦士の音声などを記録したメンテナンスデータレコーダーには、墜落直前まで異常を示す記録がなかったことが判明。防衛省は、事故当時の乗組員の操縦にはミスがなかったとみている。

 事故は二月五日に発生し、ヘリの乗組員二人が死亡。住宅にいた女児もけがを負った。陸自は直後に調査委員会を設置した。

 防衛省の内規では、調査委から防衛相への事故原因の報告は発生から四カ月以内としているが、間に合わない見通しのため、陸自はいったん中間報告を公表することにした。

 

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