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【社会】

長崎原爆の日「平和への誓い」 被団協・田中氏 朗読へ

田中熙巳さん

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 長崎市は二十八日、八月九日の「原爆の日」の平和祈念式典で「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表の審査会を開き、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表委員で埼玉県新座市在住の田中熙巳(てるみ)さん(86)を代表に決めた。市によると、長崎県外居住者を選出するのは初めて。

 田中さんは十三歳の時、長崎の爆心地から約三・二キロの自宅で被爆。一九七〇年代から被爆者運動に参加し、海外の国際会議などで核兵器廃絶を訴え続けてきた。

 被団協の事務局長を計二十年務めた後、昨年六月に代表委員に就任。同十二月にはノルウェー・オスロを訪れ、非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のノーベル平和賞授賞式に出席した。

 田中さんは取材に「安全のために核兵器に頼ろうとする考えを、捨ててもらうような誓いを立てたい」と意気込みを語った。国連で昨年七月に採択され核保有国や日本がまだ署名していない核兵器禁止条約についても、言及するつもりという。

 

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