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【社会】

シェアハウス融資 スルガ行員、改ざん主導か

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 シェアハウス「かぼちゃの馬車」を巡るずさん融資問題で、地方銀行のスルガ銀行(静岡県沼津市)の行員が審査書類の改ざんを主導していた疑いがあることが三十日、分かった。スルガ銀は相当数の行員が改ざんを黙認していたとの社内調査結果を公表しているが、書類を改ざんした販売協力会社の担当者が共同通信の取材に「ここがつじつまが合わないといった具合に指摘され、指示に沿って修正して提出していた」と証言した。

 スルガ銀は外部弁護士による第三者委員会の調査を経て社内処分を決める方針。

 かぼちゃの馬車の事業は、スルガ銀の融資を受けて会社員らが物件を購入、それを運営会社のスマートデイズ(東京)が借り上げて、女子学生らにまた貸しする仕組みだった。

 取材に応じた担当者によると、物件の販売を取り仕切るゼノン住販(同)が改ざんの指示書をつくり、販売協力会社がこの指示書に基づいて改ざんを実行した。

 指示書には会社員らへの融資に必要な自己資金の目安が記載されていた。資金が足りない場合は、会社員らの預金通帳のコピーなどを加工し、出入金履歴に架空の振込金を追加するといった手口で残高を多く見せかけていた。ゼノンは販売協力会社に対して「スルガ銀も了承済み」と説明していたという。

 販売協力会社は、融資の大半を実行していたスルガ銀の横浜東口支店に改ざん書類を提出。審査で指摘されそうな点があると、スルガ銀の行員から書類が差し戻され、必要な修正を求められたという。

 

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