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【社会】

<築地を刻む>最後の築地市場 100年ぶり船渡御 波除稲荷神社「獅子祭」

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 十月の移転を控えた東京・築地市場に隣接する波除(なみよけ)稲荷神社(中央区築地六)の三年に一度の大祭「つきじ獅子(しし)祭」で八日、市場内では最後のみこしの練り歩きがあった。節目の年に祭りを盛り上げようと、明治期以降百年以上途絶えていた船渡御(ふなとぎょ)も復活し、大勢の見物客を沸かせた。

 みこしは午後三時半ごろに神社を出発。威勢のよい掛け声とともに市場内を練り歩いた。市場内の岸壁まで担がれると、クレーンで船に載せて隅田川を巡行。勝鬨橋(かちどきばし)のそばで停船し、築地の街の安全を祈願する水鎮祭(すいちんさい)が川岸で催された後、浜離宮庭園に運ばれた。

 氏子町会の一つ、築地四丁目町会の藤本義人さん(46)は「市場がなくなるのは寂しいが、最後に場内を練り歩くことができたのはうれしい」と話した。

 祭は九日、渡御祭(とぎょさい)が催され、浜離宮庭園を出発したみこしが場外市場や築地本願寺周辺を練る。

 

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