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【社会】

両陛下、津波慰霊碑に花 福島訪問 皇后さま、過労で発熱

東日本大震災の慰霊碑に供花される天皇、皇后両陛下=11日午前、福島県相馬市で(代表撮影)

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 宮内庁は十一日、天皇陛下と共に福島県に滞在している皇后さまが、過労のため昨夜から発熱されていると発表した。同日早朝の体温は三八・一度あったが、徐々に下がり始めているといい、午前の日程は予定通り務めた。

 両陛下は同日午前、相馬市内での東日本大震災の津波犠牲者の慰霊碑へ供花。慰霊碑は市が二〇一四年三月に建立し、地元の原釜地区や周辺で亡くなった二百七人の氏名が刻まれている。両陛下は雨が降る中、シラギクの花束を供え、頭を下げて犠牲者を悼んだ。

 続いて、市が松川浦漁港へ震災後に整備した水産業施設で、水揚げされた魚の仕分け作業を見学。県の沿岸漁業は東京電力福島第一原発事故で打撃を受けたが、一二年六月に試験操業を再開している。

 前日の十日には、両陛下は宿泊先のいわき市から常磐自動車道で全国植樹祭会場の南相馬市へ向かう途中、大熊町などの帰還困難区域を通過した。宮内庁によると、原発まで約六キロと最も近づく地点では、速度を落とした車の中から、原発の方向を見つめていたという。

 

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