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【社会】

死亡事故運転 75歳以上、操作ミス31%

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 政府は十五日の閣議で、二〇一八年版「交通安全白書」を決定した。一七年に発生した死亡事故で、七十五歳以上の高齢ドライバーが起こした四百十八件のうち、ブレーキとアクセルの踏み間違いといった操作ミスが原因だったのは31%で、原因別のトップを占めた。七十五歳未満の事故原因に比べて約二倍に上った。自動運転や自動ブレーキなどの先進技術が「事故の減少に大きく貢献する可能性がある」とも指摘した。

 七十五歳以上のドライバーの事故原因は、操作ミスに続き、安全不確認24%、考え事をするなどの漫然運転15%の順に多かった。七十五歳未満の二千八百二十九件では、安全不確認が27%で最多、漫然運転の24%が続き、操作ミスは16%だった。

 先進技術に関しては、障害物を検知して自動でブレーキが作動したり、ペダルの踏み間違いを察知し速度を抑えたりする装置が事故軽減に有効だと説明。一方で「運転者は機能を過信せず、責任を持って安全運転を行うことが必要だ」と呼び掛けた。

 交通事故の死者数は三千六百九十四人で、統計が残る一九四八年以降で最少。このうち六十五歳以上の高齢者は二千二十人と全体の55%を占めた。高齢者が事故に遭った際、死に至る割合は、六十五歳未満に比べて六倍以上。白書は社会の高齢化に伴い、死者数の減少幅が年々小さくなっていると分析した。

 

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