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【社会】

大阪北部地震、余震 1700人避難続く 女児死亡、業過致死で捜査

大阪府茨木市の避難所で、一夜を明かした人たち=19日午前

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 大阪府北部で十八日に起きた震度6弱の地震は、発生二日目の十九日午前七時半時点で、府内で約千七百人が避難した。多くが一夜を明かしたとみられる。府や総務省消防庁によると、人が居住する住宅の一部損壊が三百三十四棟に上ることが判明した。大阪が二百六十五棟、京都府六十四棟、奈良県三棟、兵庫県二棟。 

 大阪府高槻市立小学校で違法建築のブロック塀が崩れ、小学四年の女児(9つ)が死亡したのを受け、府警は業務上過失致死容疑で捜査を始めた。

 文部科学省から派遣され、現場を視察した専門家は記者団に「ブロック塀と下の基礎部分を接続する鉄筋が短かったので、脆弱(ぜいじゃく)性につながった可能性がある」と指摘した。林芳正文科相は記者会見で全国の小中学校の設置者に対し、ブロック塀の緊急安全点検も要請すると述べた。

 消防庁によると、十九日午前六時半現在で負傷者は六府県で三百七十六人になった。大阪府の一部の自治体では断水やガスの供給停止が続き、ライフラインの復旧を急いだ。

 気象庁によると、震度6弱の地震後、十九日未明の震度4をはじめ、十九日午前十一時までに大阪府北部を震源とする地震が二十六回発生した。

 一部で断水が続いていた高槻市ではほぼ復旧。市ではこれまで小中学校などを中心に給水車を配置し、二十四時間態勢で対応した。箕面市では依然として続いている。

 ガスの供給は高槻市、茨木市、摂津市、吹田市の約十一万二千戸で止まっているが、二十五日をめどに復旧する。

 近畿地方では十九日も鉄道に乱れが出た。JR西日本によると特急十七本を含む約三百本が運休か遅延し、約十八万人に影響が出た。大半は車両のやりくりのためで、二十日以降は通常通り運転する見通し。

 私鉄各社は十九日から通常通り運転している。

 

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