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【社会】

大阪北部地震 4府県の住宅被害 5500棟以上に拡大

 大阪府北部地震は二十三日、地震発生から六日目となり、京都、大阪、兵庫、奈良の近畿四府県の住宅被害は五千五百棟以上に拡大した。一方、ブロック塀倒壊による女児死亡事故を受け、週末を利用して自治体が危険性の高い塀を撤去する動きが相次いだ。大阪府高槻市などには大勢のボランティアが訪れ、後片付けなどを手伝った。

 総務省消防庁などによると、住宅被害の内訳は、大阪府四千九百五十五棟、京都府五百五十二棟、奈良県三棟、兵庫県二棟。このうち全壊は大阪府豊中市の一棟だったが、同市で新たに二棟の被害が判明、計三棟となった。

 自宅マンションにひびが入り、大阪府茨木市立穂積小に避難している高校二年辻美佳さん(16)は今月二十九日で十七歳になる。「もしここで誕生日を迎えたらどうなるんだろう」と不安を口にした。

 二十三日午後十一時八分ごろ、京都市伏見区や大阪市北区、大阪府枚方市などで震度3の地震があった。

 吹田市は二十三日、市内の小中学校四十五校で建築基準法違反の疑いがある塀が確認されたと発表。二十三、二十四両日で、特に危険性が高い十二校の塀のほぼ全てを撤去する方針。箕面市は全てのブロック塀を撤去すると決めており、市立第二中では二十三日午後、道路に面して設置されたプールのブロック塀の撤去作業が始まった。塀の下にある擁壁と合わせると高さは三・七メートル。雨の中、作業員らが上部からドリルやショベルカーを使って砕いていった。

 大阪府では二十三日午後の時点で百二十五カ所に五百三十九人が避難。消防庁などによると、死者は大阪府で五人。負傷者は七府県で四百十二人。

 

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