東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

直前 バイト上司に暴行 交番襲撃 元自衛官、注意され

 富山市の交番で警察官が刺殺され、警備員が射殺された事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された元自衛官の島津慧大(けいた)容疑者(21)=入院中=はアルバイト先の飲食店で男性店長(44)を暴行し、早退した約一時間後に事件を起こしていた。

 店の運営会社などによると、島津容疑者は富山市内のショッピングセンターにある飲食店で主に調理を担当し、二十六日は正午から勤務。店長が調理や皿洗いなど通常の業務を頼むと、「やらない」と断った。店長が口頭で注意すると、最初は無言でにらみつけるように聞いていたが、突然襲いかかったという。

 他の店員二人が間に入って止めると、島津容疑者は制服を脱いで「やめます」と言い残し、かばんを手にして午後一時ごろ店を出た。店員らが携帯電話に連絡しても出ず、同二時ごろに交番で事件が起きた。島津容疑者は日ごろ、電車で通勤しており、店を出てすぐに電車で富山駅へ行き、交番へ向かった可能性がある。

 島津容疑者は店で四月から週に二、三回、昼から夕方まで五時間ほど働いていた。本人の希望で六月末までの契約だったが、店側が真面目な勤務態度を気に入り、契約更新を打診していた。運営会社の担当者は「事件を知って驚愕(きょうがく)した」と話す。

 店長は二十七日は出勤せず、病院で診察を受けた。三週間のけがを負い、県警に被害届を出す予定。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報