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【社会】

記録的大雨 1人死亡 4人不明情報 8日にかけ警戒

住宅に土砂が流れ込んだ北九州市門司区の現場=6日午前

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 東日本から西日本の広い範囲で降った大雨の影響で六日、広島県では増水した川に流されたとみられる男性の死亡が確認された。他に各地で計四人が行方不明になったとの情報がある。気象庁は過去の例を大きく上回る記録的な大雨になる恐れがあるとして、土砂災害や川の増水・氾濫、浸水に厳重な警戒を呼び掛けた。

 広島県安芸高田市の長瀬川では五日に行方不明になった男性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認された。京都府亀岡市と高知県香南市では川に流され、計二人が行方不明になったとの情報がある。北九州市門司区では土砂崩れが起き、六人が救助された。現場では住宅が全壊して六十代夫婦が生き埋めになった可能性があるという。各地でけが人も相次いだ。

 高知県安芸市では一部地域で住民が孤立。県が陸上自衛隊に災害派遣を要請した。

 菅義偉官房長官は記者会見で「早めの避難を心掛けるなど安全確保に努めてほしい」と呼び掛けた。

 気象庁によると、南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化。大気の状態が非常に不安定になっている。八日にかけては広い範囲で大雨になり、特に七日にかけては雷を伴った一時間に八〇ミリの猛烈な雨が降る地域もありそうだ。落雷や竜巻といった突風にも注意が必要になる。

 二十四時間雨量は高知県馬路村で六二九・〇ミリ、佐賀市で三七二・〇ミリ、長野県王滝村で三三〇・五ミリ、京都市右京区で二九〇・〇ミリを観測した。

 地盤が緩んだ地域も多く、京都府と大阪府、福井、長野、岐阜、静岡、滋賀、兵庫、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、大分各県の一部自治体には土砂災害警戒情報を出した。

 七日正午までの二十四時間予想雨量は多い地域で四国四〇〇ミリ、東海、九州三〇〇ミリ、関東甲信、近畿、中国二五〇ミリ、北陸二〇〇ミリ、沖縄六〇ミリ。その後の二十四時間は四国二〇〇〜三〇〇ミリ、関東甲信、東海、近畿、九州一〇〇〜二〇〇ミリ、東北、北陸一〇〇〜一五〇ミリ、中国五〇〜一〇〇ミリの見込み。

 

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