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【社会】

西日本豪雨 死者51人 不明50人、救出続く

屋根近くまで冠水した岡山県倉敷市真備町の住宅=7日午後0時59分

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 西日本を中心に七日、活発な梅雨前線による豪雨被害が拡大し、五日以降の共同通信の各府県まとめで、広島二十三人、愛媛十八人、山口三人、岡山三人、滋賀、大阪、兵庫、福岡で各一人が死亡、死者は計五十一人となった。心肺停止状態の人も相次ぎ、安否不明者は約五十人。一部住民は孤立、被害拡大の恐れがある。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は七日午前、救助が必要な事案を百件以上把握し、警察、消防、自衛隊が約四万八千人態勢で活動していると語った。警察庁は災害警備本部を設置した。

 気象庁はこれまでに岐阜、京都、兵庫、鳥取、岡山、広島、福岡、佐賀、長崎の九府県に特別警報を出して土砂災害への警戒を呼び掛けた。岐阜以外の特別警報は七日、解除された。

 各地で土砂崩れが多発。広島県では東広島市で五人、三原市の二カ所の現場で男女計三人、広島市安佐北区口田南で三人がそれぞれ死亡、竹原市で六十代女性と七十代の男女が死亡した。福山市では女児(3つ)が水に流され安否不明になり、県警と消防が捜索を続けた。

 滋賀県高島市では七日、男性(77)が用水路に流され死亡。愛媛県宇和島市では住宅二棟に土砂が流れ込み、生き埋めになった二人が死亡。岡山県笠岡市の「ヒルタ工業」で七日未明、土砂崩れがあり、二人が犠牲になった。

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 愛媛県西予市では道路が冠水し、車に乗ったまま流されるなどして男女五人が死亡。松山市の離島、怒和島の土砂崩れ現場で、小学生女児二人と三十代の母親が死亡した。

 山口県でも、周南市で住宅の下敷きになった住人の六十代女性が死亡。岩国市では、生き埋めになった七十代女性と市内の別の場所で連絡が取れなかった八十代男性が死亡した。

 福岡県筑紫野市でも濁流にのまれ女性(68)が死亡した。

 河川の氾濫で孤立する住民も。岡山県倉敷市真備(まび)町川辺の「まび記念病院」が付近の川の氾濫で浸水、患者や職員ら約百六十人が取り残された。

 

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