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【社会】

特別警報最多の11府県

 西日本豪雨では梅雨前線が本州付近のほぼ同じ場所に停滞し、大量の水蒸気を含む空気が流れ込んで各地で記録的な降水量を記録した。気象庁は六〜八日、十一府県に大雨特別警報を出し、最大級の警戒を求めた。特別警報は台風や大雨に備えて過去七事例に出たが十一府県に出たことはない。

 日本の東で太平洋高気圧とオホーツク海高気圧が拮抗(きっこう)する中、上空の偏西風が蛇行して日本海まで下がり、連動して前線が南に移って停滞。台風7号が沖縄周辺や本州付近に残した湿気が前線に流れ込んだとみられる。

 各地で天気が崩れた六月二十八日以降、台風7号の接近を経て大雨となった七月八日までの総降水量は高知県馬路村が一八五二・五ミリでトップ。徳島県那賀町、岐阜県郡上市、長野県王滝村なども千ミリを超えた。観測記録を更新した地点も多く、気象庁幹部は「記録的な大雨の中でも特に記録的」と話す。

 気象庁は六〜八日、京都、岐阜、兵庫、鳥取、岡山、広島、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎の十一府県に特別警報を出し、一時八府県で継続した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は九日の会見で、気象庁が発表する防災気象情報と自治体が出す避難情報の連携の在り方を見直す考えを表明した。

 

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