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【社会】

西日本豪雨 広島・府中町で川氾濫

氾濫した広島県府中町の榎川=10日午後0時21分

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 西日本豪雨の被災地では十日、広島、岡山両県を中心に六府県でなお五十六人が安否不明で、警察や消防、自衛隊などの関係機関が捜索に全力を挙げた。生存率が大きく下がるとされる「発生後七十二時間」は既に経過している。死者は十二府県で計百二十八人に上った。

 各地で土砂崩れや浸水被害が発生したのは、主に六日午後〜七日未明。岡山県倉敷市では真備(まび)町地区を中心に、川の堤防が決壊し浸水した家屋が推計約四千六百戸に上っており、二十数人が犠牲になるなど甚大な被害が出ている。十日、堤防が決壊した小田川北側の川沿いを中心に、鍵が掛かって入れなかった建物や高齢者が住んでいる住宅などの捜索や給水支援などに約千人態勢で臨んだ。

 広島市安芸区などでも不明者が複数おり、捜索を続けている。

 土砂崩れが起こった広島県熊野町川角地区の住宅団地では三遺体が見つかった。

 十日午前、広島県府中町を流れる榎(えのき)川が氾濫した。同町は午前十一時五十分、川の周辺地域に避難指示を出した。流木が川のカーブや橋にたまって川がせき止められ、その周辺で水があふれ出たとみている。

 県警によると、同日午前十一時ごろ「道路に水があふれている」との一一〇番があった。決壊した形跡はないという。

 町によると、上流にある砂防ダムから水があふれ、川の水量が増えた可能性がある。川の周辺は住宅が立ち並ぶ地域。

 

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