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【社会】

被災3県132人が熱中症の疑い ボランティアも搬送

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 西日本豪雨によって甚大な被害が出た岡山、広島、愛媛三県では十四日、各地で今年最高の暑さを観測した。三連休の初日で、住民らは大勢のボランティアの手を借りて泥や壊れた家具の運び出しなどを進めたが、猛烈な暑さに苦しんだ。共同通信の集計によると、三県全体で百三十二人が熱中症の疑いで救急搬送され、うち広島県三原市の高齢女性が死亡した。

 大規模な浸水被害があった岡山県倉敷市真備町地区では二十三人が搬送され、愛媛県西予市では、被災した親戚宅の片付け作業中に嘔吐(おうと)して運ばれた人がいた。広島市安佐北区で片付けをしていた四十代女性や、広島県呉市でボランティアの三十代と十六歳の男性が搬送された。

 気象庁によると、犠牲者が出た愛媛県大洲市で三六・二度、広島県府中市で三五・四度の猛暑日を記録。倉敷市も今年最高の三四・九度を観測。十五日以降も猛暑日になる地点があるとして注意を呼び掛けた。

 警察庁は十四日、被災地で死者が二百九人に上ったと発表した。共同通信のまとめでは、依然として一府四県で二十七人が安否不明となっている。

 政府は十四日、西日本豪雨を「特定非常災害」に指定する政令を公布・施行し、被災した住民や企業に対する行政手続きの特例の検討を始めた。運転免許証や事業許認可の有効期間延長などが中心で、今後、関係省庁が具体的な特例対象や延長期間を決める。

 

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