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【社会】

辺野古に新たな柵設置 ゲート前、抗議激化に備え

米軍キャンプ・シュワブの工事車両用ゲート前で進められる柵の設置作業(奥)=15日午前1時18分、沖縄県名護市辺野古で

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 防衛省沖縄防衛局は十四日深夜、沖縄県名護市辺野古(へのこ)にある米軍キャンプ・シュワブの工事車両用ゲート前で、新たな柵の設置に着手した。関係者が明らかにした。政府は早ければ八月十七日にも辺野古沖で土砂投入を開始し埋め立てを本格化させる予定で、抗議活動が激化するのは必至。柵の設置は抗議の激化に備え、工事の遅延を回避する狙いがあるとみられる。

 ゲート前では米軍普天間(ふてんま)飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の辺野古移設に抗議する市民らが連日座り込み、工事車両の進入を妨げている。

 現在、工事用ゲート前には網を張った高さ三〜四メートルの柵が置かれ、その前に警察車両を配置している。反対派は車両と車道の間で座り込みを続けているが、関係者によると、柵を車道側に大きく張り出す形で再設置し、新たな柵とする。歩行者用の通路は確保するが、座り込むスペースはほとんどなくなる。

 護岸造成に使う砕石を積んだダンプカーや、ミキサー車などの工事車両は、ゲートを通り基地内の工事現場に向かう。多い日は三百台以上が往来し、座り込みが続くシュワブ前の国道329号では渋滞が恒常的に発生している。ゲート前では、反対派の女性が作業員らに対し「血も涙もない。心を取り戻して」などと声を張り上げ、抗議した。

 

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