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【社会】

豪雨、小中270校被災 一部は再開せず夏休みに

校舎が浸水し休校が続く倉敷市立真備中。教室は泥に覆われていた=17日午前、岡山県倉敷市で

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 西日本を中心とした豪雨災害により、浸水や校舎破損などの被害が出た小中学校が十八道府県で二百七十校に上ることが十七日、文部科学省の集計で分かった。約半数を占めた岡山、広島、愛媛の三県は被災後、少なくとも計約百五十校が休校した。授業再開のめどが立たず事実上の夏休みに入る学校もあり、児童・生徒の心理的負担や学習面の影響が懸念される。

 文科省によると、十六日時点で、被災したのは小学校百六十七校、中学校百三校。道府県別で最も多いのは岡山で五十三校。次いで広島三十九校、京都三十五校、愛媛三十一校だった。台風や局地的な大雨で被害を受けた北海道や九州、沖縄の学校も被災した。

 主な被害は床上浸水のほか、校舎の屋根やガラスの破損、敷地斜面の崩壊などだった。

 教育委員会によると、川の堤防決壊で大規模な浸水被害に遭った岡山県倉敷市真備町地区では、市立小中計四校で校舎二階まで泥水が押し寄せた。同市では二十日から夏休みの予定だが、再開が見込めないなどとして、この四校を含む同地区の小中八校全てが既に事実上の夏休みに入った。

 避難生活を続ける児童、生徒もおり、同市教委によると、避難所を巡回した教員に、不安からか抱きついてきた児童もいた。市立中二年の女子生徒(13)は「学校に行けないのはショック。制服も勉強道具も水に漬かった。部活の大切な試合もなくなってしまい悲しい」と語った。

 

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