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【社会】

羽生、通算100期お預け 豊島、初タイトル獲得 棋聖戦

将棋の棋聖戦第5局で敗れた羽生善治竜王

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 将棋の羽生善治二冠(47)=竜王、棋聖=が十七日、東京都内で指された第八十九期棋聖戦五番勝負の最終第五局で、挑戦者の豊島(とよしま)将之八段(28)に敗れ、二勝三敗で棋聖を失冠した。勝てば前人未到のタイトル獲得通算百期を達成するところだったが、十月に開幕する竜王戦七番勝負に持ち越された。

 七カ月ぶりに一冠に後退した羽生竜王は「(タイトル通算百期については)次の機会、舞台を目指してやっていけたら」と語った。

 勝った豊島新棋聖は、五回目のタイトル挑戦で悲願の初獲得。「目標にしてやってきたので良かった」と淡々と喜びを表した。

 これで将棋界は、八大タイトルを八人の棋士が分け合う群雄割拠の状態となった。

 全タイトルをそれぞれ異なる棋士が保持するのは、七大タイトル制だった一九八七年以来、三十一年ぶり。

 羽生竜王は、百期目のタイトルを懸けて今年四〜六月、まず名人に挑戦したが二勝四敗で敗退。続いて今回の棋聖防衛にも失敗し、足踏みが続く。竜王戦で防衛に失敗すると、九一年三月以来の無冠に転落となる。羽生竜王にとっては負けられない大一番となる。 (樋口薫)

初タイトルを獲得した豊島将之新棋聖=いずれも17日午後、東京都千代田区で

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