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【社会】

愛知の小1ら6人死亡 連日猛暑 2層の高気圧原因

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 日本列島は十七日も各地で猛暑に見舞われ、岐阜県揖斐川(いびがわ)町で最高気温三八・九度を記録し、埼玉、岐阜、愛知、三重、奈良の五県で六人が死亡した。この暑さは、十四〜十六日の三連休のころから東日本から西日本にかけての広い範囲が二層の高気圧に覆われているためだ。共同通信の集計では三連休中に五千人を超える人が熱中症とみられる症状で救急搬送され、十四人が死亡している。厳しい暑さは当面続く見通しで注意が必要だ。 

 気象庁によると、上空の偏西風が平年よりも北極寄りのコースをとっており、太平洋高気圧が勢力を強め、上空五千メートル付近で日本列島を広く覆っている。これに加え、大陸からはチベット高気圧が上空一万五千メートル付近に張り出しているという。

 高気圧の上空では雲ができにくく、雨が少なくなって地表には直射日光が照りつける。二層の高気圧から下降する気流が地表付近の空気を強く圧迫していることも高温の一因になっている。

 暑さで十七日は埼玉など四県で八十〜九十四歳の女性五人が熱中症の疑いで死亡。

 愛知県豊田市では小学一年の男児(6つ)が校外学習から戻った教室で意識を失い、熱射病のため病院で死亡した。熱中症は高温で意識障害が起こる熱射病などの総称。

◆被災3県121人が熱中症で搬送

 西日本豪雨で大きな被害が出た岡山、広島、愛媛の各県は十七日も最高気温が三五度を超える地点が相次ぎ、熱中症とみられる症状で救急搬送された人は共同通信の集計で百二十一人に上った。熱中症とみられる搬送者の内訳は岡山県が六十三人、広島県が三十九人、愛媛県が十九人だった。 

 

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