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【社会】

首都大学東京 再び「都立大」に? 小池氏「知名度アップへ改名を」

 首都大学東京(東京都八王子市など)が大学名の変更を検討している。2005年、当時の石原慎太郎知事の主導で旧都立大など4大学が統合して誕生したが、小池百合子知事が「認知度を高めるため」と改名を提案。旧名称に戻す案にも言及している。

 12日の都政改革本部会議。小池知事は「大学名を変えるくらいの大胆な改革に取り組む必要がある。『東京都立大学』とするのも一つの考え方」と具体名にまで踏み込んだ。

 首都大は人文社会学部や理学部など7学部があり、大学院も含め学生数は約9100人。18年の世界大学ランキングでは国内11位だが、民間会社の17年調査で認知度は首都圏120大学中、57位にとどまる。首都大が17年、学生に改善してほしい点を聞いたところ、「大学名・知名度」が最多の46%に上った。

 昨年の都議選では、小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が「大学名の再検討」を公約に掲げた。ある自民党都議は「今の名称は石原元知事のイメージが強い。『石原色』を消そうとの意図があるのでは」とみる。

 学生の反応はさまざまだ。システムデザイン学部1年の中国人留学生朱硯〓(しゅえいき)さん(20)は「首都大学東京は世界的に有名。変える必要はない」。一方、都市教養学部4年の高瀬裕也さん(21)は「変えるなら『都立大』。年代によってはその方がいまだに有名で、通りがいい」と話した。

 運営法人によると、名称変更は法人の経営審議会で決め、都議会の議決を経て文部科学省への届け出が必要となる。 (榊原智康、萩原誠)

※ 〓は、王へんに奇

 

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