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【社会】

エスカレーター事故180件 JR東「手すりにつかまって」

通勤客らにエスカレーターの手すりにつかまるよう呼び掛ける駅員=23日午前、JR東京駅で

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 JR東日本の駅に設置されたエスカレーターで二〇一七年度、利用客が転倒するなどの事故が約百八十件に上ったことが二十三日、同社への取材で分かった。危険なケースが絶えないとして、事故の件数を初めて明らかにした。同社など全国の鉄道事業者は二十三日、「手すりにつかまって」と呼び掛ける安全キャンペーンに乗り出した。

 JR東によると、駅のエスカレーターで起きる事故には、酒に酔った上での転倒のほか、落ちてきたスーツケースにぶつかる、衣服が巻き込まれるなどの例があり、過去には死者が出たこともある。

 〇八年六月、新橋駅(東京都港区)で酔った男性が転落、死亡したほか、〇九年三月には水戸駅(水戸市)で、五十代女性が転倒した際にマフラーが巻き込まれて首に巻き付き、死亡した。

 利用客が予期せぬトラブルに巻き込まれたケースも起きている。一〇年十二月、保土ケ谷駅(横浜市)では降り場付近の女性が突然つまずいて転倒し、後続の男女四人が相次いで倒れ込み、腰や膝を打った。

 一二年十二月には西船橋駅(千葉県船橋市)でエスカレーターのチェーンが切れて緊急停止し、二人が手首と足にけがをしたという。

 東京駅では、エスカレーターの乗り場付近や手すりをラッピングし、駅員が通勤客らに声を掛けた。JR東サービス品質改革部の持立(もちたて)雄也課長は「安全に気持ちよく目的地に行ってもらうためにも、事故をゼロにしなければならない。理解と協力を求めたい」と話した。

 

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