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【社会】

熊谷41.1度 国内最高 酷暑 災害レベル

国内観測史上最高の気温「41・1度」を表示する埼玉県熊谷市内の温度計=23日午後2時28分

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 日本列島は二十三日も広く高気圧に覆われ、埼玉県熊谷市で午後二時十六分、四一・一度を記録し、国内最高記録を五年ぶりに更新した。熱中症の症状による救急搬送は共同通信の全国集計で二千三百七十七人に上り、大阪府や埼玉県など九府県で十三人の死亡が確認された。埼玉県は県内各地が猛暑となり、久喜、朝霞、秩父、羽生、八潮の五市で六十〜九十代の男女計五人の死亡を確認。ほかに茨城、群馬、富山、愛知、三重、大阪、兵庫、熊本の八府県でそれぞれ一人の死亡が確認された。

 猛暑は二週間ほど続く見通し。気象庁は二十三日、猛暑に関する異例の記者会見を開き「命の危険がある暑さ。災害と認識している」と表明、熱中症予防を呼び掛けた。農作物や家畜の管理にも注意が必要だ。

 気象庁によると、これまでの最高気温は二〇一三年八月に高知県四万十(しまんと)市で観測された四一・〇度だった。二十三日は東京都青梅市、甲府市、岐阜県多治見市でも四〇度を超えた。東京都内で四〇度以上になるのは観測史上初。今年に入って四〇度を超えたのは多治見市で四〇・七度を記録した十八日以来だ。

 気象庁によると、二十三日は全国九百二十七観測点の七割に迫る六百二十七地点で三〇度を超え、このうち二百四十一地点が三五度以上の猛暑日になった。七月中旬(十一〜二十日)の平均気温は関東甲信で平年よりも四・一度高くなるなど各地で上昇し、この期間では一九六一年の統計開始以来、最も暑くなった。

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