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【社会】

「やまゆり園」事件2年 献花

事件発生から2年、「津久井やまゆり園」前に献花し、手を合わせる人たち=26日午前9時58分、相模原市緑区で(嶋邦夫撮影)

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 相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者十九人が殺害された事件は二十六日、発生から二年を迎えた。時折小雨が降る中、解体が始まった現場の建物の前に設けられた献花台には朝から多くの人が訪れ犠牲者を悼むとともに「事件を忘れない」と誓った。

 入倉かおる園長(61)は午前九時すぎ、入所者が作った花飾りを供えた。報道陣の取材に「(現場周辺は)昨夜は土砂降りだった。二年前もこれだけ降っていれば犯人は来られず、事件は起きなかったかも、などと考えてしまう。入所者の支援を丁寧に続け、園の再生に尽くすことが風化を防ぐことになる」と述べた。

 家族会の大月和真会長(68)は「平穏な時を突然、奪われた。あらためて、心安らかにお眠りくださいと手を合わせた。犠牲者の死を無駄にしないように、差別のない社会に向けて頑張らなければいけない」と決意を新たにした。

 事件は二〇一六年七月二十六日未明に発生。元職員植松聖(さとし)被告(28)=殺人罪などで起訴=が園内に侵入し、十九人を殺害したほか、職員二人と入所者二十四人に重軽傷を負わせた。(志村彰太、井上靖史)

 

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