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【社会】

上川法相、執行最多の16人に

刑執行について記者会見する上川陽子法相=26日午前、法務省で

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 「執行は厳正に行われなければならない」。上川陽子法相は二十六日の会見で語った。この日の執行で、上川氏が在任中に命じた執行は計十六人となった。一時中断していた死刑が再開された一九九三年以降、一人の法相としては最多。上川氏は「法務大臣として、慎重かつ厳正に対処すべきだ。本日もそのような姿勢にのっとって慎重な検討を加えた上で命令を出した」と述べた。

 元幹部ら死刑囚十三人は一月足らずで全員が執行された。上川氏は、法務省が執行について公表を始めた九八年十一月以降、同月内に執行した例がないとした。

 日本での執行は、死刑廃止が主流の国際世論の影響などもあり、八九年十一月以降は一時中断していたが、九三年三月に再開した。

 その後はおおむね半年から一年に一回のペースだったが、長勢甚遠氏以降、執行ペースは加速し、当時最多となる十人が執行された。次の鳩山邦夫氏は約二カ月ごとという異例のペースで命令し、約一年で十三人の刑が執行された。

 〇九年九月に民主党政権になってからは、状況が一転する。最初の法相の千葉景子氏は二人の執行を命令する一方、執行に立ち会っただけでなく、東京拘置所内の刑場を報道機関に公開した。民主党政権下での執行は約三年三カ月で九人だった。

 

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