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【社会】

多摩のビル建設現場で火災 5人死亡30人重症

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 二十六日午後一時五十分ごろ、東京都多摩市唐木田一のビル建設現場から出火。警視庁や東京消防庁によると、作業員五人が死亡。気道熱傷などで約四十人が負傷し、そのうち約三十人の症状が重いという。

 ビルは地上三階地下四階建て。施工会社の安藤ハザマによると、二〇一六年十月に着工、今年九月に完成予定。警視庁によると、出火当時、現場に約三百二十人の作業員がいた。地下四階は免震用のスペース。

 警視庁と安藤ハザマによると、地下三階にいた男性二人がガスバーナーで金属製のくいを切断する際、火花が近くにあったウレタンの断熱材に引火した。作業員が消火器や水で消し止めようとしたが火の回りが早く燃え広がったという。警視庁は業務上過失致死傷の疑いで捜査を始めた。

 東京消防庁によると、延べ面積約一万七千五百平方メートルのうち、地下四階の天井部分に張られたウレタンの断熱材五千平方メートルを焼き、約六時間後にほぼ火を消し止めた。ポンプ車や救急車など七十九台が出動した。

 現場は「多摩テクノロジービルディング(仮称)」建設地。建築主は三井不動産が出資する「南多摩特定目的会社(SPC)」。三井不動産によると、ビルはオフィスやコンピューターサーバーのスペースを設ける事務センターだという。現場は、小田急多摩線唐木田駅の西約一キロ。大型商業施設や住宅などが立ち並ぶ地域。

 

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