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【社会】

7月猛暑・豪雨「異常」 気象庁「将来的にも増える」

 気象庁は一日、七月の天候まとめを発表した。平均気温は一九四六年の統計開始以降、七月の最高記録を更新した東日本を中心に全国的に上昇。降水量は豪雨や台風に見舞われた西日本で多く、特に太平洋側は平年の二倍の雨量となった。気象庁気候情報課の竹川元章予報官は「豪雨と猛暑はそれぞれ三十年に一度よりも発生確率が低いという意味で異常気象だ」と総括した。

 竹川予報官は「地球温暖化で大雨と高温は増えており、将来的にも増えると予想されている」とも指摘。「八月中旬まで気温が高い状態が続くので熱中症のリスクは引き続き高い」と警鐘を鳴らした。

 気象庁では十日、気象学の専門家らを招いて「異常気象分析検討会」を臨時で開き、西日本豪雨や七月中旬以降の猛暑について分析する。

 気象庁によると、各地で気温が上昇したのは、上空を吹く偏西風が日本付近で北に蛇行し、南からの暖かい空気に覆われやすくなり、太平洋高気圧とチベット高気圧が張り出して晴天が続いたため。東日本(関東甲信、北陸、東海)の平均は平年よりも二・八度高く、七月の最高記録を更新した。西日本(近畿、中国、四国、九州)も一・六度高く、七月として統計史上二位の高温だった。北日本(北海道、東北)も一・六度高かった一方、沖縄・奄美は〇・五度低かった。

 また、偏西風が日本海付近に南下、連動して梅雨前線が本州付近に停滞したことや台風の影響で降水量は北海道の日本海側、近畿、四国、中国の山陽側で平年の二倍を超えた。沖縄は平年の三倍以上になった。

 

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