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【社会】

世田谷一家殺害 遺留バッグから黒髪 犯人DNAと一致

 二〇〇〇年十二月に東京都世田谷区の住宅で宮沢みきおさんの一家四人が殺害された事件で、現場に残されたヒップバッグ内から犯人のDNA型と一致する黒色の頭髪が見つかっていたことが三日、分かった。警視庁成城署捜査本部が明らかにした。捜査本部は情報提供を求めるホームページ(HP)で、頭髪に関する説明や犯人が履いていた靴の3D画像を新たに公開した。

 捜査本部によると、頭髪はヒップバッグから二本見つかり、一本は黒色の長さ約二・五センチで、現場に残されていた犯人の男の血液とDNA型が一致していた。もう一本は黒褐色の約一・五ミリで、両端がバリカンのようなもので切られていた。

 バッグ内には蛍光ペンなどの塗料が付着。捜査本部はこうした文具を学生がよく使うとの推測から、犯人像を現役の学生や卒業後もバッグを使用し続けていた事件当時十五歳から二十代で、頭髪が黒色や黒褐色だった可能性があるとみている。

 現場からは別に約二十本の頭髪が見つかっており、関連を調べている。

 捜査本部は現場の足跡から靴を特定しており、これまでも画像をHPに掲載していたが、さまざまな角度から形状を確認できるように3D画像を作成した。靴は韓国製で新品ではなく、サイズは二七・五センチ。一九九八年十月〜二〇〇〇年十一月に製造された。

 このサイズは正規ルートでは日本で販売されておらず、韓国で購入され個人的に持ち込まれるなどした可能性がある。情報提供は成城署捜査本部=電03(3482)3829=まで。

 

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