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【社会】

東京医大不正入試疑惑 学内報告前に点数操作か

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 東京医科大医学部医学科の不正入試疑惑で、女子受験者の一律減点は、学内で受験結果を点検、協議する入試委員会や教授会に、一次試験の結果を示す前に行われていたとみられることが四日、関係者への取材で分かった。入試委などの目に触れる前に得点操作することで、不審を抱かれないようにする目的だった可能性がある。

 私大支援事業を巡る受託収賄罪で起訴された前文部科学省局長佐野太被告(59)の息子も、一次試験で同様の操作で加点され、合格したとみられる。東京医科大は六日の理事会で不正合格させた経緯などに関する内部調査報告書をまとめる。

 関係者によると近年、入試委などで女子の減点について説明されることはなかった。

 医学科一般入試の一次試験はマークシート方式で、結果は委託を受けた業者が機械的に採点。入試担当部署が入試委に報告する仕組みで、関係者は「操作は報告前としか考えられない」と話した。

 一般入試では女子受験者に対してのみ、年度ごとに「90%」「85%」などと決めた係数を一次試験の結果に掛け、一律減点していたとみられる。こうした操作は「暗黙の了解だった」とする関係者もおり、大学の内部調査で、指示系統やいつ始まったかなどが解明されるかが焦点だ。

 

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