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【社会】

文科省汚職 省庁幹部30人のリスト

 文部科学省の前国際統括官への贈賄容疑で再逮捕された谷口浩司容疑者(47)が役員を務めていたコンサルタント会社が、事業に絡んで接触を図ろうとする中央省庁の幹部らをリストにまとめていたことが五日、関係者への取材で分かった。収賄容疑で逮捕された前統括官川端和明容疑者(57)ら約三十人の氏名が記載されており、東京地検特捜部は既にリストを入手。作成の経緯を調べているもようだ。

 関係者によると、リストには、私大支援事業を巡り東京医科大に息子を合格させてもらったとして受託収賄罪で起訴された文科省の前科学技術・学術政策局長佐野太被告(59)も含まれ、厚生労働省や外務省、国土交通省の幹部らの氏名も記載されていた。コンサル会社の他の幹部が作成したとみられる。

 谷口容疑者は二〇一五年八月〜一七年三月、当時役員を務めていたコンサル会社の業務に関し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の理事だった川端容疑者を繰り返し接待したとして、今年七月に再逮捕された。

 接待には東京・銀座の高級クラブや和食店が使われ、約百三十万円分が再逮捕容疑となった。私大支援事業の事件では、佐野被告と医科大側との会食を設定したなどとして、受託収賄ほう助罪で起訴された。

 コンサル会社は一〇年に設立され、海外進出を目指す医療機器メーカーなどへの助言が業務。谷口容疑者は今年二月に役員を解任された。別の元役員も接待に関与した疑いがあり、特捜部が立件を検討している。

 

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