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【社会】

東京医大、3浪以上も合格抑制 きょう内部調査公表

 東京医科大が今年実施した医学部医学科の入試の二次試験で、女子受験生だけでなく三浪以上の受験生に対しても合格を抑制していたことが六日、関係者への取材で分かった。同日、東京都内で開いた学校法人の理事会で、文部科学省の前局長佐野太被告(59)=受託収賄罪で起訴=の息子を不正に合格させた経緯などをまとめた内部調査報告書が示され、この措置の内容も盛り込まれた。

 医科大は弁護士に調査を委託していた。同大では、医学部医学科の一般入試で受験者の点数を操作し、女子の合格者数を抑えていた疑惑も浮上しており、報告書により、どこまで入試の不正が明らかになるかが焦点。関係者によると、報告書は七日午後に公表される見通し。

 佐野被告は、医科大が文科省の私立大支援事業の対象校となるよう便宜を図る謝礼として、息子の入試の点数に加点して合格させてもらったとして起訴された。

 加点は前理事長の臼井正彦被告(77)=贈賄罪で在宅起訴=と、前学長鈴木衛(まもる)被告(69)=同=が指示していた。

 関係者によると、医科大では過去に点数を操作して合格させる受験生の氏名などを記したリストが作られており、同様の不正を繰り返していた疑惑が持たれている。

 この調査の過程で、医科大が受験者の点数を操作し、女子の合格者数を抑えていた疑いも浮上した。

 

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