東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

不明2歳男児、3日ぶり発見 山口

 山口県周防大島町家房に母親と帰省し十二日午前から行方が分からなくなっていた同県防府市の藤本理稀(よしき)ちゃん(2つ)が十五日午前六時半ごろ、不明になった場所の近くの山中で無事に見つかった。病院に搬送されたが、けがはなく、健康状態に問題はない。

 山口県警によると、捜索のボランティアに来ていた大分県日出町の尾畠春夫さん(78)が、理稀ちゃんらが帰省していた曽祖父宅の北東側山中の沢周辺で発見した。名前を呼びながら捜していたところ、「ぼく、ここ」と返事があった。座っていて、はだしだった。あめを渡したら、かみくだくように食べたという。

 尾畠さんはバスタオルにくるみ下山。警察官と合流し、祖父(66)に引き渡した。母の美緒さん(37)は涙を流し「よっちゃん、良かったね」と繰り返していたという。近所に住む男性(78)によると、現場の山中はミカン畑の上にあり、木や草が生い茂った状態。男性は「付近の神社周辺と比べて整備されておらず、地元住民はなかなか立ち入らない」と話した。

 搬送された山口県柳井市の周東総合病院で診察した竹ノ下由昌医師は「脱水症状があったので点滴したが、健康には問題ない。元気と分かりびっくりした。生命力が強いなと思った」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報