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【社会】

負の遺産つくらせない 辺野古、土砂投入 きょうから可能に

米軍キャンプ・シュワブのゲート前に掲げられた、亡くなった翁長雄志沖縄県知事の似顔絵やメッセージが書き込まれたボード=17日、沖縄県名護市で

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 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設を巡る問題は、国による埋め立て予定地への土砂投入が可能となる十七日を迎えた。移設に反対する県民らが予定地近くで抗議活動を展開し「子や孫のためにも負の遺産はつくらせない」と訴えた。

 海上ではカヌー約五十艇や小型船数隻が周辺海域に繰り出した。海上保安庁の船が監視する中、「美(ちゅ)ら海を守れ」「工事を直ちにやめろ」とシュプレヒコールを上げた。

 防衛省沖縄防衛局は六月、八月十七日以降の土砂投入を県に通知した。ただ、政府は荒天が続き準備が整っていないとして、着手を見送る方針を固めている。十七日午前は予定地での具体的な動きは見られなかった。

 連日抗議が続けられている米軍キャンプ・シュワブのゲート前でも二百人以上の参加者がデモ行進した。有給休暇を取って参加した与那原町の病院職員泰真実さん(52)は「反対の意思を示す人が一人でも多くいることが大切だ。投入を止められるよう、自分にできる活動をしていきたい」と話した。

 移設阻止を掲げる県は、翁長雄志(おながたけし)知事が表明した埋め立て承認の撤回時期について検討している。政府は、工事の即停止につながる撤回を延期するよう要請しており、翁長氏の死去に伴う九月三十日の県知事選を見据えた駆け引きが続く。

 

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