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【社会】

「雑草軍団」に大声援 秋田勢103年ぶり決勝 甲子園・金足農

準決勝の日大三戦で、盛り上がる一塁側アルプス席の金足農応援団=甲子園で

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 二十日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた第百回全国高校野球選手権大会の準決勝で、金足農(秋田)は日大三(西東京)を2−1で下して、初めて決勝に進出した。秋田県勢の決勝進出は実に百三年ぶり。一塁側アルプス席には、「雑草軍団」と書かれた紫のTシャツを着た千人規模の応援団が詰め掛け、試合前から「カナノウ」コールの大声援がこだました。

 秋田市の金足農の最寄り駅近くで商店を営む藤原正三さん(66)は、前回ベスト4入りした三十四年前も観戦したという。「有名校に阻まれながらも泥くさく頑張る姿は、おらが町の誇り。夢を見させてくれてありがとうと言いたい」と目を潤ませた。同市の自営業寺田望さん(45)も「こんな大舞台で堂々とプレーしていて、秋田県民として本当に頼もしい」と喜んだ。

 金足農の渡辺勉校長は「準決勝で立派に戦う姿を見られるなんて、本当に幸せです」と選手に感謝。準決勝進出を決めた十八日には学校の畜舎で、野球部員も飼育に関わった母豚が九匹の子豚を産んだそうで「この子たちは何か持ってますよ」と興奮気味に話した。

 

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