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【社会】

入試差別救済 弁護団が発足 電話相談を開設

記者会見する対策弁護団共同代表の角田由紀子弁護士(左)と打越さく良弁護士=21日、東京・霞が関の文部科学省で

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 東京医科大の不正入試による被害の救済を図ろうと、女性を中心とした全国五十七人の弁護士が二十一日、「医学部入試における女性差別対策弁護団」を発足させた。二十五日午後一〜四時にホットラインを開設し、相談に応じる。

 不利な得点操作がされていた女性と三浪以上の男性の元受験生を対象に、ホットラインを通じて被害者の発掘を進めた上で、それぞれの希望に沿って成績の開示や受験料の返還などを東京医大に求める。不利な得点操作で不合格となったことが判明した場合、入学資格の付与や賠償金の請求も検討していく。

 東京都内で記者会見した角田由紀子、打越さく良(ら)両共同代表らは「日本社会から女性差別を根絶しようと立ち上がった」と強調。三浪以上の男性についても「不意打ちであり(得点操作を)公表していなかったことも問題」と指摘した。

 設立準備段階で、三人の元受験生と接触してきたとし、会見では、東京医大を今年受験し得点操作が判明している二次試験で不合格となった女性の声を紹介。「努力を重ねれば公正、公平に判断してくれると思っていた。精神的なショックは大きい」などと読み上げた。

 ホットラインの番号は、044(431)3541。メールでの相談は随時受け付ける。アドレスは、igakubu.sabetsu@gmail.com (井上靖史)

 

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