東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

風疹 千葉、東京で突出 先月下旬から急増

写真

 国立感染症研究所は二十一日、今年に入って報告された風疹患者は計百三十九人となり、直近の二〇一五〜一七年を上回るペースで急増していると発表した。患者が確認された二十二都道府県のうち千葉と東京が突出しており、両都県で約六割を占める。

 感染研は「流行が始まっている可能性が高い」としている。

 一三年に起きた流行後、風疹患者は少数にとどまっていた。今年七月下旬から急に増え、八月上旬には一七年の患者数計九十三人を上回った。

 患者で目立つのは三十〜四十代の男性。効果的とされる二回目の予防接種を受けていない上に、実際に感染した経験もないため、十分な抵抗力のない人が多い世代という。

 妊娠中の女性が感染すると、生まれた赤ちゃんが難聴や白内障、心臓病となる「先天性風疹症候群」の恐れが高くなる。

 風疹の症状は主に発熱や発疹などだが、症状のない患者の唾液が、くしゃみなどで飛散して感染を広げることもある。

 感染研の大石和徳感染症疫学センター長は「特に妊婦の周囲の人は予防接種をしてほしい」と話している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報