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【社会】

被災地の学校、笑顔戻る 西日本豪雨 爪痕残る中で新学期

2学期が始まり、友達との再会を喜ぶ広島県呉市立天応中の生徒ら=3日午前

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 西日本豪雨で大きな被害が出た岡山、広島、愛媛各県の小中学校で三日、二学期の始業式が開かれ、子どもたちの笑顔があふれた。学校や通学路の周辺には依然、豪雨の爪痕が残る。

 岡山県倉敷市真備(まび)町地区。校内に避難所が残る学校や、地区外の学校の教室を間借りして新学期を迎えたところもあった。多くの子どもが避難先で生活するなどし、スクールバスでの通学が続く。

 間借り先の市内の小学校に登校した真備東中三年井上民子さん(14)は「バス通学はちょっとしんどいけど、受験勉強を頑張りたい」。川辺小三年山口美優(みゆ)さん(8つ)は、市内の別の小学校に登校。隣接する同県総社市のみなし仮設住宅からの通学だが「久しぶりの学校。授業も友達と遊ぶのも楽しみ」と笑顔だった。

 広島県呉市立天応小では、がれきや大量の土のうが残る脇を、子どもたちが友達との再会に笑みを浮かべながら登校。一年の中西絢香(あやか)さん(6つ)は「学校が始まって楽しみ。いっぱい遊びたい」とうれしそう。母親の有美(ゆみ)さん(37)は「入学以来まだ三カ月しか学校に行けていない。慣れるか心配」と見守った。

 土砂崩れで亡くなった姉妹が通っていた松山市の離島・怒和(ぬわ)島の市立怒和小でも全校児童四人が始業式に参加した。山口斗志(とし)校長が「みんなが応援していると知ってほしい」と語り掛けると、真剣な様子で「はい」と答えていた。

 

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