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【社会】

北海道地震、死者41人 不明全員発見 2割節電は達成困難

 最大震度7を観測した北海道の地震で、道は十日、死者が四十一人になり、安否不明者はいなくなったと発表した。三十六人が死亡した厚真(あつま)町は不明者の捜索が終了したと明らかにした。道内では電力の供給不足を補うため、平常時より二割の使用削減を目標とする節電の取り組みが始まったが、厳しい状況が続いた。経済産業省は十日、北海道電力が需要ピーク時の供給力を危ぶみ検討している計画停電を十二日も実施しない予定と発表した。

 道などによると、九日に安否不明だった二人が厚真町で見つかり、それまでに心肺停止で発見されていた二人と合わせ、四人の死亡が確認された。十日午前二時すぎにも同町の土砂崩れ現場で最後まで安否が分からなかった男性(77)が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡が確認された。また、苫小牧(とまこまい)市の男性(56)が八日に自宅で大量の書籍の下敷きになっているのが見つかり、地震の影響で亡くなったと十日特定された。

 北電は午前八時半から午後八時半の時間帯に、二割の節電を求めている。十日からホームページ上などに、一時間ごとの電力需要の削減率を掲載。民間企業も照明や冷暖房機の使用を抑制するなどしたが、十日午後八時までの実績は、おおむね10%台半ばで推移するにとどまった。

 

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