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【社会】

「中野サンプラザ 名前と形は継承」 区長、計画通り解体方針

酒井直人・中野区長が建て替え方針を示した「中野サンプラザ」(右)=東京都中野区で

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 住民から反対の声も上がっていた複合施設「中野サンプラザ」(東京都中野区)の建て替え計画について、同区の酒井直人区長は十一日、区議会定例会で、従来の計画通り中野サンプラザを解体する方針を表明した。その上で、名前や形状などを新施設が引き継ぐよう検討を進める考えを示した。

 サンプラザは一九七三年に開館し、ライブの聖地として親しまれてきた。中野区は今年四月、老朽化から、隣接する区役所の土地と一体的に再整備する計画の中で、二〇二四年ごろに解体する方針を示した。一部の区民からは解体に反対する声が上がり、六月の区長選でも争点の一つとなった。

 酒井区長は、区長選で一万人規模の巨大アリーナの建設については疑問を投げ掛けてきたことから、就任後はサンプラザを建て替えるかどうかも含め、計画の再検討を進めてきた。

 酒井区長は区議会定例会の一般質問で、建て替えが周辺地区の整備や、近くのJR中野駅の新しい改札の早期開設などに密接に関連しているとして、「再整備に向けた検討を進展させていく」と答弁。

 その上で「歴史や実績といった記憶、施設の形状や機能といった形、ブランドとなっている名前の三つのDNAを新しいサンプラザにしっかりと引き継いでいくことに注力していく」と述べた。 (渡辺聖子)

 

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