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【社会】

関空地下、浸水90センチか 第1ターミナル 止水板越え電源損壊

台風21号の高潮で浸水した関西空港の電源施設=4日、関西エアポート提供

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 関西エアポートは十一日、台風21号の高潮で浸水した関西空港の第一ターミナルビル地下一階にある電源施設や、駐機場の下にある給油ピットの復旧状況を報道陣に公開した。

 関西エアポートによると、地下一階には電気を供給する六つの「高圧電気室」がある。浸水はすでに解消されているが、八十〜九十センチの高さまで達したとみられ、部屋の扉には水が来た跡が残っていた。

 扉の下部には浸水に備え、高さ四十〜五十センチの止水板を備え付けているが、海水は乗り越えて内部に流入、制御盤などの機械が水に漬かったという。

 現在も三つの高圧電気室は稼働できず、同ビルでは一部で停電が続く。同社の担当者は「機械がどの程度壊れたかまだ分析できていない。とにかく復旧を急ぐことに注力している」と説明した。

 大部分が冠水したA滑走路の駐機場では、百三十七ある給油ピットの一部に海水が入り込んだが、燃料自体の品質には問題がないことが確認された。航空機への給油再開に向け詰めの作業を行っている。

 一方、給油時に異常があった場合、手動で関空内の全ての給油システムを急停止させる装置の一つが強風で倒壊したことも明らかに。装置はすでに復旧させたという。

 

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