東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

関空、第1ターミナル一部再開 10日ぶり 橋桁撤去完了へ

 台風21号に伴う高潮によって浸水した関西空港は十四日、第一ターミナルビルの南側エリアとA滑走路の運用を再開した。四日の全面閉鎖から十日ぶり。同ビル二階の国内線搭乗口から全日空の羽田便に乗客が乗り込み、午前七時すぎ、管制の指示でB滑走路から離陸した。A滑走路は未明に貨物便が離陸に使用、旅客便ではフランクフルト発のルフトハンザ便が午前七時二十分ごろ、第一便として着陸した。

 この日は国際線約八十便、国内線約四十便が離着陸を予定。被災前の約30%に当たる。タンカーの衝突で破損した連絡橋の橋桁の撤去も十四日中に完了する見通し。

 第一ターミナルでは午前五時ごろから利用客が訪れ、受け付けを開始。午前七時半すぎにはルフトハンザ航空便から外国人客や帰国した日本人らが次々と到着口に降り立った。

 第一ターミナルは関空を発着する大半の航空会社が使用し、通常時は一日約四百便が発着する。

 関空を運営する関西エアポートは南側エリアの運用再開に伴い順次便数を増やし、二十日までに50%まで回復できると見込んでいる。

 残る北側エリアの再開は二十一日をめどとしており、第二ターミナルビル・B滑走路と合わせて旅客輸送に関わる施設の全面再開を目指す。

 一方、関空と対岸を道路や鉄道で結ぶ連絡橋の自動車専用道路を管理する西日本高速道路は十四日、損傷した橋桁二本のうち十二日に撤去した一本に続いて二本目を外す。鉄道部分を保有する新関西国際空港は、施設に大きな損傷が認められなければ二十一日にも運転が再開されるとしている。関空は四日に第一ターミナルビルやA滑走路などが広範囲に浸水し、停電や設備損傷が発生。一時全面閉鎖し、七日から被害を免れた第二ターミナルビルとB滑走路で一部の運航を再開していた。

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報