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【社会】

100歳以上、7万人目前 48年連続増、女性が88%

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 「敬老の日」(今年は十七日)を前に、厚生労働省は十四日、百歳以上となる全国の高齢者は六万九千七百八十五人に上り、四十八年連続で増加したと発表した。昨年比で二千十四人多く、女性が88・1%を占めた。健康志向や医療技術の進歩で、二十年前の六・九倍、十年前の一・九倍となった。同省の担当者は「元気に過ごせる期間がのびるような取り組みを進める」としている。

 住民基本台帳を基に十五日時点で百歳以上となる人数を都道府県などを通じて集計した。内訳は、男性が八千三百三十一人(前年比百三十九人増)、女性が六万一千四百五十四人(同千八百七十五人増)。二〇一八年度中に百歳になった人と、百歳になる予定の人を合わせた人数は計三万二千二百四十一人で、一七年度と比べると百四十四人多い。

 国内最高齢は、福岡市で暮らす女性の田中カ子(かね)さんで百十五歳。男性は北海道足寄(あしょろ)町の野中正造(まさぞう)さんで百十三歳。ギネスワールドレコーズ社は四月、野中さんを世界最高齢の男性と認定した。

 都道府県別の居住地では、東京が最多の五千九百七十三人。神奈川三千八百七十七人、大阪三千五百三十七人が続いた。人口十万人当たりの百歳以上の高齢者数は全国で五五・〇八人。六年連続最多となる島根が一〇一・〇二人と初めて百人を超え、鳥取(九七・八八人)、高知(九六・五〇人)の順だった。

 老人福祉法が制定された一九六三年は百歳以上の人は百五十三人だったが、九八年に一万人を超え、二〇一二年に五万人を突破している。今後も増え続ける見込みで、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、五年後には十万人を突破し、十年後には十七万人に達する。

 厚労省は昨年九月、百歳以上の人数を六万七千八百二十四人と発表したが、一部自治体の集計に誤りがあったとして、六万七千七百七十一人に訂正した。

 

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