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【社会】

旅客便21日に通常運航へ 関空 鉄道も同時再開目指す

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 台風21号に伴う高潮によって浸水した関西空港を運営する関西エアポートは十四日、二つのターミナルと鉄道再開のめどとしている二十一日以降、旅客便は通常の運航スケジュールに戻ると発表した。また破損した連絡橋の自動車専用道路を管理する西日本高速道路は、鉄道路線側にずれた橋桁二本のうち残っていた一本の撤去作業を終えた。貨物便の全面復旧のめどは立っていない。

 一方、大阪空港では十四日、地元自治体との合意後初めて関空の振り分け便として、日本航空と全日空が成田や沖縄と結ぶ国内線計十便を運航した。十五、十六日も同様に予定する。国土交通省は関空の本格復旧までの間、国際線を含めて大阪空港で四十便、神戸空港で三十便とする振り分けは維持されるとしている。関西エアポートは「連絡橋の道路部分の完全復旧は見通せず、二十一日以降も念のため、振り分けができる態勢は当面維持されるのではないか」との見方を示している。

 関空では四日、強風で流されたタンカーが連絡橋に衝突。二本の橋桁(計百八十八メートル)が損傷し、西日本高速道路は十二日にうち一本を撤去。十四日は残り一本を外した。

 鉄道部分を保有する新関西国際空港から委託を受けたJR西日本は、衝突の影響で約五十センチずれた鉄道の橋桁を戻す準備作業に着手。大きな損傷がなければレールの補修や損傷機材を交換し、二十一日にも運転を再開する。関空への鉄道とリムジンバス、旅客船の交通機関のうち、約八割が鉄道を利用しており、大幅なアクセス改善となる。

 ただ連絡橋の道路部分で一般車両はまだ通行できず、リムジンバスなど特定車両が損傷がなかった片側三車線分を使用して往復通行している。

 

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