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【社会】

終わらぬ「奈美恵」コール 安室さんラストライブ 感謝の声相次ぐ

安室奈美恵さんが最後のライブを行った音楽イベント会場(左上)の周辺に集まった大勢のファン

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 十六日に引退する歌手の安室奈美恵さん(40)が十五日、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市で開催された音楽イベントで最後のライブを行った。安室さんは八曲を歌い「皆さん、本当に本当に、ありがとうございました」と、笑顔でステージを後にした。歌やダンスだけでなく、ファッションや生き方でも魅了した“平成の歌姫”が故郷でファンに別れを告げた。 

 安室さんは黒いTシャツに赤いブーツ姿で登場。観客約三千五百人を前に、切れのあるダンスと張りのある声で歌い「騒げ! 沖縄!」と会場を鼓舞する場面もあった。歌手の平井堅さん、台湾の歌手ジョリン・ツァイさんらと歌い、地元沖縄のバンド「BEGIN」や「MONGOL800」も出演した。最後に安室さんは舞台上で出演者と手をつなぎ高く掲げた。「ナミエ」コールが会場にわき上がり、アンコールを求めたが、再びステージに戻ることはなかった。

会場に入場するファン=いずれも15日、沖縄県宜野湾市で

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 イベント会場には全国からファンが集結し、悲鳴にも似た大歓声を上げた。「勇気をくれた」「ずっとファンで居続けたい」。涙を浮かべて感謝を口にした。

 観客の前に安室さんが登場したのは開始から二時間近くたち、ゲスト出演のミュージシャンが演奏を終えてから。山口市の会社員登田照水(とだてるみ)さん(35)は「安室さんが登場した瞬間、うれしさと寂しさが入り交じって涙が止まらなかった。私の青春は安室さんと共にあった。みんなを幸せにしてくれて『ありがとう』と伝えたい」と興奮冷めやらぬ様子で語った。

 この日はチケットがなければ、会場の敷地に立ち入れない厳戒態勢。それでも、安室さんの歌声が漏れ聞こえることを願い、隣接する公園には千人以上が集まった。

 

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