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【社会】

子と同乗の自転車事故多く 都内1349人搬送 16年までの6年

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 神奈川県警都筑署は十四日、七月に親子三人乗りの自転車で転倒し、胸に抱えていた次男=当時(1つ)=を死なせた疑いで母親(38)を書類送検した。同県では二〇一三年にも川崎市で親子三人乗り自転車の事故が起き、当時五歳の女児が死亡している。

 親子が同乗した自転車の事故は後を絶たない。保育園の送迎などに使いたい親の要請に応え、幼児用座席設置といった条件の下に例外的に認めてきた形だが、二、三人乗りはバランスを失いやすいため転倒と隣り合わせだ。警察などは安全確保にヘルメット使用などを強調。一方で「事故撲滅は至難」(自転車業界関係者)との見方も多い。

 消費者庁によると、一六年までの六年間に東京都内で、幼児用座席に子どもを乗せた自転車の事故で千三百四十九人が搬送された。

 七月の事故で死亡した男児は「前抱っこ」されていた。神奈川県警はハンドル操作の支障になりやすいとして抱っこしたままの運転は認めていない。

 ひもで「おんぶ」しての運転や幼児用座席を使った二、三人乗りは許可。だがバランスを崩せば「二輪車である以上、転倒は完全回避できない」(自転車関連NPO法人理事長)のが実情だ。

 警察や自転車協会はヘルメット、幼児用座席のシートベルトの着用を訴える。

 

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