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【社会】

70歳以上 初の20%超 高齢者人口最多の3557万人

 敬老の日を前に総務省が十六日発表した人口推計(十五日時点)によると、七十歳以上が前年から百万人増の二千六百十八万人で、総人口の20・7%を占め、国民の五人に一人に相当する割合を初めて超えた。高齢者(六十五歳以上)は四十四万人増の三千五百五十七万人となり、過去最多を更新。うち女性が二千十二万人と二千万人台に達し、男性の千五百四十五万人を大きく上回った。

 七十歳以上の20%超えは団塊の世代(一九四七〜四九年生まれ)が二〇一七年から七十歳を迎え始めたことが影響している。社会保障制度の見直しや働き手確保など、超高齢化社会への早急な対応を迫られている現状が改めて浮き彫りになった。

 高齢者の割合は過去最高の28・1%。イタリア(23・3%)やポルトガル(21・9%)、ドイツ(21・7%)に比べても大幅に高く、世界で突出している。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、約二十年後の四〇年には35・3%まで上昇する見通し。

 八十歳以上でみると三十一万人増の千百四万人。うち九十歳以上が二百十九万人で十四万人増えており、長寿化もうかがえる。

 労働力調査では、六十五歳以上の就業者は一七年に最多の八百七万人に上った。団塊世代の高齢化などを背景として一三年以降に急増し、全就業者に占める割合は12・4%。就業先は「卸売業・小売業」「農業・林業」「製造業」が多い。

 役員や自営業などを除く被雇用者は四百二十六万人で、このうち三百十六万人はパートやアルバイトといった非正規雇用。理由は「都合の良い時間に働きたい」が男女とも30%を超えて最多だった。

 

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