東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

「死と向き合うこと教えてくれた」 樹木希林さん悼む声

樹木希林さんの出棺を見送る本木雅弘さん(右)、浅田美代子さん(右から2人目)ら=東京都渋谷区で

写真

 十五日に七十五歳で死去した俳優樹木希林さんは、がんと闘いながらも、ユーモアや個性を失うことなく、最期まで映画を中心に活躍を続けた。共演した俳優たちから追悼や感謝の声が相次いだ。また樹木さんの遺体は十七日、東京都渋谷区の自宅から出棺され、長女の夫の俳優本木雅弘さんらが見送った。

 映画「歩いても 歩いても」「海よりもまだ深く」で樹木さんの息子役を演じた阿部寛さんは「まだまだあの毒舌で元気な姿を皆さんに見せてくれると思っていた。親子を演じさせていただいたことは僕の一生の宝です」と感謝した。

 フィルム会社のCMなどで共演した岸本加世子さんは「デビュー作からご一緒させていただき、毎日希林さんにくっついて演技を学ばせていただきました。何かあった時にはいつも親代わりのように心配してくださり、時には突然自宅に来られることもありました。感謝しかありません」。

 十七日、東京都内の自宅へ弔問に訪れた俳優浅田美代子さんは、樹木さんが亡くなるまでの約一カ月間、間近で接してきた。「身をもって死と向き合うことを教えてくれた。そばに居させてくれたことに感謝しています」と語った。

 ドラマ「時間ですよ」で共演して以来、樹木さんと四十年以上の親交があった。「母であり、姉であり、親友でもあった。憎たらしいことも言うけれど、愛にあふれ、人を大事にする人でした」。その遺体は「すごく安らかなお顔」で眠っているようだったという。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報