東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 社会 > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【社会】

台風24号 列島縦断 避難勧告・指示380万人

写真

 強い台風24号は三十日午後八時ごろ、和歌山県田辺市付近に上陸し、東海から北陸、東北に抜けて列島を縦断するコースを取った。共同通信の集計では台風の影響で十六府県で計八十二人が負傷し、宮崎市では一人が行方不明になった。首都圏のJR在来線は三十日夜、運転を取りやめ、東海道新幹線や山陽新幹線が計画運休するなど影響が広がった。 

 総務省消防庁の集計では、三十日午後六時現在、二十三道府県で三百八十万人超に避難勧告や避難指示が出され、約三万六千人が避難所に身を寄せた。

 台風は「非常に強い勢力」の段階で上陸した。この勢力の台風上陸は九月四日に徳島県南部や神戸市付近に上陸した21号以来。また、この勢力で台風が年に二回上陸するのは統計がある一九九一年以来初めて。猛烈な雨や風、高波のほか、東京湾など南に開いた湾や港では高潮への警戒が続いた。伊勢湾岸では五九年の伊勢湾台風に匹敵する高潮が想定され、自治体などが防潮扉を閉鎖した。

 JR東日本によると、首都圏の在来線と新幹線の運休で計約四十六万人に影響。航空各社によると千便以上が欠航し、計十万人以上に影響が出た。台風21号の影響で浸水の被害が発生した関西空港は滑走路を閉鎖した。

 九州では福岡を除く六県で停電が発生。西日本豪雨の被災地では避難所に水や非常食が運び込まれた。

 鹿児島県のトカラ列島・中之島では三十日午前、五四・六メートルの最大瞬間風速を観測。二十四時間雨量は高知県仁淀川町や愛媛県西条市、宮崎県美郷町で四〇〇ミリを超えた。

 台風24号は三十日午後十一時現在、名古屋市付近を時速六十キロで北東に進んだ。中心気圧は九六五ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は四〇メートル、最大瞬間風速は六〇メートル。中心の南側百九十キロ以内と北側百五十キロ以内は風速二五メートル以上の暴風域。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報