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【社会】

台風、朝も交通混乱 9都県45万戸停電

入場規制で混み合うJR国分寺駅改札付近=1日午前8時14分、東京都国分寺市で(小平哲章撮影)

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 日本列島を縦断した台風24号は一日、岩手・三陸海岸から太平洋に抜けて北海道沖に進んだ。各地で記録的な暴風が観測された。同日正午ごろには温帯低気圧に変わったが、東日本や北日本では強風や強い雨に警戒が必要になる。台風が通過した影響で鳥取県と山梨県で計二人が死亡。共同通信の集計では百六十四人が負傷し、宮崎市で一人が行方不明になった。倒木などの被害も相次いだ。 

 首都圏のJR在来線は安全が確認できた区間から運行を再開したが、ダイヤは大幅に乱れ、通勤の足に影響が出た。日航と全日空は、九月三十日にダイヤが乱れたことから機体が手配できないなどの理由で一日も計百八十便以上が欠航する。

 気象庁によると、台風が列島に接近した九月二十八日以降の総降水量は、高知県仁淀川町や愛媛県西条市、宮崎県美郷町、三重県大台町、和歌山県新宮市、大分県佐伯市、鹿児島県鹿屋市で四〇〇ミリを突破した。

 同様に二十八日以降の最大瞬間風速は鹿児島・与論島で二十九日に五六・六メートルを記録。一日午前零時すぎには東京都八王子市で四五・六メートルを観測し、この地点の観測史上一位の記録を更新した。千葉県銚子市で四二・〇メートル、山梨県富士河口湖町で四一・九メートル、福島県いわき市で四一・五メートル、東京都心部でも三九・三メートルをそれぞれ観測した。

 各地で停電も続出。神奈川県や千葉県、東京都など東京電力管内の九都県では一日朝の時点で約四十五万戸が停電した。東北電力管内の東北や新潟県では一日朝の時点で約五万七千戸が停電した。

 台風24号は三十日午後八時ごろに和歌山県田辺市付近に上陸し、東海から関東、東北に進んだ。一日午前中には時速九〇キロ超で青森県八戸市沖から北海道沖に達した。

 

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